【Q.自己成長のための学問としての占星学とのことですが、どんな人に向いていますか?】
A.やる気のある方なら特段向き不向きはないと感じますが、占いとしての占星術の概念に固執している方や、離れることができない方は、これを学ぶ上で苦労しやすいようです。
【Q.蟹座は母性的で親切なサインですか?】
A.確かに一般的にはメジャーな解釈ですが、母性はあくまで二次的な傾向の一つです。蟹座の本質的なテーマは別にあります。蟹座を一般的に言われるようなサインとして捉えていると、後に続く獅子座や、水のサインがうまくいきません。
【Q.乙女座は社会に順応することを学んだり、奉仕するサインなのでしょうか?】
A.こちらも占星術ではそう言われたりしますが、霊的な占星学の観点では違います。少なくとも、現在の歪んだ社会に順応するサインではありません。乙女座が沿わせなくてはならない大事なテーマは他のところにあります。
【Q.2ハウスに土星が入っています。私は儲けられないのでしょうか】
A.チャートには基本的に「〇〇できない」というものは描かれていません。また、土星の考え方が違います。
【Q.チャートを読んでもらったところ、私は木星が強調されているそうなのですが、幸運じゃない気がします。何故ですか?】
A.天体は人間的な良し悪しに縛られて機能していません。木星がラッキースターなのはあくまで一面的な見方です。強調された木星を持って生まれているということは、木星の学びを必要としている人生であるということもイメージできます。勿論ここで言う木星の機能は他にあります。
【Q.火星が強まる時期らしいのですが、運動がおすすめらしいですね】
A.他の天体もそうですが、火星にも重要な機能があります。発散して快適に過ごすことをおすすめされたりすることがありますが、火星は発散すればいいという話でもありません。
【Q.アセンダントと太陽がうまくバランスしません。どうしたらいいでしょうか?】
A.アセンダントと太陽の違いをまずは認識できているかどうかを確認してみてください。多くの場合、この違いが曖昧になっていたりします。ここが曖昧だと、意識して取り組むことが難しいです。
【Q.MCが魚座なのですが、占い師を目指すといいと言われました。】
A.MCに関しては安直過ぎる解釈が広まっているように思います。ここでは、そのような解釈は扱いません。その理由も、MCがそもそもどんなものを示すか、そして、魚座は何を目指すサインか?という部分を理解すると、納得がいくと思います。